コロナが落ち着いた今、人手不足になっています。
なぜでしょう?
しあわせ研究所は今の人手不足の根本的な原因は少子化だと考えています。
そして、少子化を解決するにはベーシックインカムインカムしかないと考えています。
ベーシックインカムで出生率を調整することができると考えているからです。
そして出生率を安定できる国だけが安定して成長することがでると考えています。
まず最初に動画を見てください、内容はブログと同じです。
なぜ、働く人が足りない?
ムクはなんで今、働く人が足りないと思う。
ウン、聞いた話ではね、高齢の労働者の人達はコロナで仕事やめちゃったからって。そしてね、高齢者は年金で生活できるから、もう戻ってこないからと聞いているんだけど。
確かにね、きっかけはコロナだったんだけど、本当の理由はね、少子化なんだよ。
日本では1975年ころから少子化が始まり、もう49年以上たっています。
そして、15年も前から若い労働者が減りつけています。
少子化が始まって20年後の1995年頃から20歳になる人が減り始めたからです。
次のグラブを見てください。
この上のグラフは政府の統計ポータブルサイトで作成した
2023年九月の五歳単位の人口です。
このグラフの新入社員は20歳から24歳のこれから社会に入る人、社会に入ったばっかりの人たちです。
定年退職者は65歳から69歳の、これから退職する人、退職したばかりの人たちです。
626万人が新入社員です。
それより100万人以上多い734万人が定年退職者です。
見て分かるように、108万人働く人が減りました。
15年も前から続く労働者の減少
この労働者の減少は実は15年以上前から始まっています。
次のグラフを見てください。
この上のグラフも政府統計ポータブルサイトで作成したものです。
15年前の1998年を見てください。88万人労働者が減っています。
10年前には247万人減っています。
5年前はなんと313万人も減っています。
今回は108万人減りました。
合計で750万人以上の働く人が減っています。
なぜ、労働者不足に気が付かなかった!
ムク、もうすでに750万人以上の働く人が減っていたんだよ。
でもどうしてわからなかったの、こんなに減っているのに。
れはね。女性労働者の社会進出と高齢者が、不足していた労働者を補っていたんだよ。次のグラフを見てくれる。
この上のグラフは国税庁の統計実態調査結果より作成したものです。
グレーの棒グラフが、一年以上勤務した高齢労働者の給料総額です。
赤の棒グラフが、一年以上勤務した女性労働者の一年間の給料の総額です。
緑の折れ線グラフが、高齢労働者と女性労働者を合計した一年間の給与の総額です。
1992年から2022年までの30年間で、なんと給与総額は41兆円以上増えました。
ここ15年間だけでも30兆円以上も増えています。
この女性労働者の社会進出と高齢労働者、そして外国人労働者が、不足していた労働者を補っていたんです。
そのため、15年間も若い労働者が減り続けることに私たちは気がつかなかったのです。
将来の労働者不足
わかったけど、これからも働くは減り続けるの?
少子化が続く限り、減り続けるんだよ。次のグラフを見るとよくわかるよ。
この上のグラフは、政府統計ポータブサイトの数字を使って将来の労働者不足を予測したものです。
五年後には199万人減少します。
10年後には301万人、
15年後には451万人、
20年後には約502万人減少します。
これが、労働者の減少者数としては最大になります。
少子化が始まり70年以上経ったため、定年退職者も減っていくからです。
しかし、少子化が続く限り、新入社員は減り続けます。
少子化が続く限り、労働者不足は終わりません。
最後に
これからどうすればいいの、
分かったベーシックインカムだよね。
その通りだよ、ムク。
しあわせ研究者は、労働者不足を根本的に解決するには、少子化を解決しなければならないと考えています。
そして、少子化を解決するにはベーシックインカムしかないと考えています。
なぜならベーシックインカムで少子化を解決して、出生率が2前後になれば、労働者の数も退職者の数も同じくらいになるからです。
出生率を調整できるのはベーシックインカムだけ
国が安定して成長するには出生率を常に2ぐらいにすることが必要です。
出生率が2くらいで安定すれば人口は増えも減りもしません。
人口動態も安定し、常に子供も労働者も高齢者も一定の割合になります。
政策を立てるにも、都市開発するにもまったく無駄がなくなります。
そして、国は安定して成長することができます。
しあわせ研究所がベーシックインカムを勧める理由の1つが
ベーシックインカムで出生率を調整することができるからです。
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