しあわせ研究所が考えるベーシックインカム ▶▶

しあわせ研究所の目指す社会

この記事は約11分で読めます。

しあわせ研究所にようこそ☆

お金と幸せの関係から、しあわせ研究所の目指す社会とベーシックインカムの役割を書きました。

しあわせ研究所が目指す「普通に働けば普通に生活できる社会」の全体像がわかると思います。

初めての記事で、少し長くなってしまいました。

読むのに10分以上かかると思いますが、ぜひ読んでください。


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お金と幸せ

人の幸せは人それぞれです。

人により違います。もちろんお金だという人が多くいますが、本当にお金でしょうか?

お金と幸せについてのアンケートがインターネット上にいっぱいあります。

そして、一つだけ どのアンケートにも共通することがあります。

それはある一定の収入を超える人達にはお金と幸せに関係が無くなることです。

その金額はいろいろあります。国によっても違います。

年収800円万というのもあればそれ以上もあります。最低でも600万円くらいです。

面白いことに、一定の金額以上に収入がある人達にはお金と幸せは本当に関係がなくなります。

年収1千万円でも、10億円あっても同じです。もちろんお金だという人もいますが、本当に人それぞれです。

しかし、そのある一定の金額より収入が低い人たちの答えにはお金と幸せには関係があります。

多くの一定の金額より収入の少ない人の答えには収入と幸せが比例しています。

しあわせ研究所ではそのある一定の収入が、人が幸せになる最低限の収入だと考えています。

人が幸せになる最低限の収入

しあわせ研究所が考える「人が幸せになる最低限の収入」とは

安心して生活できる収入です。
安心して結婚できる収入です。 
安心して子ども育てられる収入です。
安心して家族を守れる収入です。 
安心して老後を過ごせる収入です。

普通の人は収入が足りなく、生活に不安があると幸せになれません。

生活費が足りなければ不安で、余裕など持てなくなります。

家族の仲が悪くなるのは仕方がないことです。

将来の収入に見通しが立たなければ不安で結婚したり、子供を持ったりすることができません。

不安で家族を持つことができません。

また、中高年になり、体が衰えると余計不安になります。

働けない老人は諦めることしかできません。

生活費が足りなく借金をすると不安が頭から離れなくなります。

借金を返せる当てがないからです。利子だけを払い続けます。

老後を含め生活費が足りなくて資産がないのに全く不安のないのは特別な人達だけです。

しあわせ研究所は不安なく生活できることが、幸せになるための最低限度の条件だと考えています。

また、生活の不安を避けるために結婚や子供を持つこと、家族を持つことを諦めるのは本当の幸せに繋がらないと考えています。

しあわせ研究所は家族や友人、仲間など、人とのつながりが幸せになるための大事な要素だと考えているからです。

特に家族は幸せになるには欠かせない要素だと考えています。

しあわせ研究所の目指す社会

ムク
ムク

林さんは子供が4人いる6人家族だったね。

林

うん!4人の子供を育てるのは大変だったけど、楽しかったよ。子どもはかわいいし、毎日が充実していたね。今は孫の方がかわいいけどね!

ムク
ムク

お孫さんが2人いてかわいがっているもんね。孫がいてよかったね!

林

そうなんだよ。だからね、
しあわせ研究所はできるだけ多くの人に子供や孫そして家族がいる喜びを実感してほしいんだよ。そのためにも、誰でも安心して家族が持てる収入が得られる社会が必要だと考えているんだ。

ムク
ムク

そうだよね、それに収入に不安がなければ子供をかわいがる余裕が持てるよになるよね!かわいがられて育った子供は幸せになれるね。

  林
 林

その通りだよムク。そしてね、
幸せに育った子供の多くは素直ないい子になると考えているんだ。
幸せに育った子供は人にやさしくなり、自然に自分の子を愛しめいつくる事ができ、当然のように年老いた両親の面倒を見ることができるようになるとしあわせ研究所は考えているんだよ。

ムク
ムク

やさしい人が増えて、
良い親と子の関係が続くんだね。

  林
 林

そう、それがしあわせ研究所の目指す社会なんだよ。


しあわせ研究所はすべての子供達が幸せになれる社会を目指しています。

そして、幸せに育った子供たちが大人になり、年を重ねながら「生れてきてよかった」、「生きているのは楽しい」、「もっと長生きがしたい」と自然に思うようになる社会を目指しています。

しあわせ研究所はそんな社会を実現するために「普通に働けば普通に生活できる社会」が必要だと考えています。

福祉では人は幸せになれない

ムク
ムク

それって福祉を充実させるってこと?

  林
  林

違うんだよムク、しあわせ研究所は福祉を充実させても人は幸せになれないだろうって考えているんだ。生活保護を考えてごらん。日本では多くの人が生活保護を受けられる資格があるのに受けていないでしょう。

ムク
ムク

どうして?

林

うん、申請が難しかったり、申請しても受け付けてくれなかったりすることが多いのも事実だけど、多くの人が、自分の尊厳を守るために受けていないんだよ。

ムク
ムク

フーン、尊厳を守るってどう言う意味?

  林
  林

うん、今風の言葉で言えば「公助」ではなくて、「自助」で生活すると言うことかな、ムクも誰かに助けてもらうより、自分で出来ることは自分でしたいでしょう?助けてもらうばかりじゃいやだろ?みんな、自分の力で働いて生活したいんだよ。

ムク
ムク

うん。わかる気がする。

  林
  林

生活保護で守られるより、自分たちの稼いだお金で生活をして、自分たちの稼いだお金で子供を育て、家族を守り、老後を過ごしたいと、多くの人は思っていると、しあわせ研究所では考えているんだ。そして、それができることが「幸せになる最低限度の条件」だと考えているんだよ。

むく
むく

それじゃあ、働きたくても、障害や、病気やケガで働けない人たちは?

林

もちろん、そういった人たちは今まで通り、社会全体で守らなくてはいけないのだけど、問題なのは多くの普通に働ける人が普通に働いても普通に暮らせていないことなんだよ。

何故普通に働いて普通に暮らせなくなったか

ムク
ムク

どうして普通に働いて普通に暮らせないの?日本では、「一億総中流」なんて、呼ばれたことがあったよね。よく聞く「新自由主義やグローバル化」で格差が広がったから?

  林
  林

もちろん「新自由主義やグローバル化」も原因の1つだけど、あと3つ理由があるんだ。1つは「高齢化」、2つ目は1975年頃から始まった「見えない格差による少子化」、3つ目は1997年頃から20年間以上賃金が上がらなかったからだと、しあわせ研究所では考えているんだよ。

ムク
ムク

その4つの問題を解決するために「ベーシックインカム」が必要なの?

林

そうなんだよ。ただ賃金を上げるためには「ベーシックインカム」だけでなく、国が継続的に国債を発行して投資を続けることが必要だと、しあわせ研究所では考えているんだ。

ムク
ムク

それをこれから研究するんだよね!

ベーシックインカムは実現できるか?

ムク
ムク

ところで林さん、「ベーシックインカム」や「給料を上げる」なんて本当に実現できるの?

  林
  林

そのためにこのブログを立ち上げたんだよ。ブログを立ち上げたのはできるだけ多くの人に「ベーシックインカム」の必要を理解してもらい、心ある政治家や政党に実現してもらうためなんだよ。「ベーシックインカム」や「給料を上げる」ための方法は政策でもあるんだ。だから政治家や政党でないと実現できないんだよ。

ムク
ムク

しあわせ研究所だけでは実現できないの?

林

本当はしあわせ研究所で実現したいんだけど、残念ながらしあわせ研究所には政治家になるほどの才能やカリスマ性のある人材がいないからね。

ムク
ムク

心ある政治家や政党なら実現できるの?

林

絶対実現できるとは言えないけど可能性はあると考えているんだ。

ムク
ムク

どうして可能性があるといえるの、それになぜ心ある政治家や政党は社会を変えられなかったの?

林

心ある政治家や政党が救おうとにしているのは今、現実に生活できない非正規雇用で働いているような人達を救うために、福祉を充実しようとしているからなんだ。しあわせ研究所ではそういった人たちを「見える格差に属する人」と言っているけど、そういった人たちは社会全体の20%くらいしかいないんだよ。20%の人達に言葉が届いても社会は変わらないだろう。しかもその中には住所がなくて選挙に行けない人もいるんだよ。

ムク
ムク

なんとなくわかるけど普通に働いているのに収入が少なくて、結婚に踏み込めない人や子供や家族を持つことや、老後の生活に不安がある人たちはどれくらいいるの?

  林
  林

国税庁の給与統計を見ると社会全体で少なくとも70%くらいはいると思うんだ。年収600万円を超えている給与所得者は19%くらいで20%もいないいからね。今現在の生活はなんとかなっているけど、生活のために結婚や子供を諦めた人達、特に老後に不安を抱えている人達は間違いなく社会全体の過半数を超えているはずだからね。
私のように65歳を過ぎてからもなお生活のために働いている人達は本当に多いんだよ。

ムク
ムク

その人たちが「ベーシックインカム」や「国債による投資」が必要と考えて選挙に行けばいいんだ。

林

そう、日本は民衆主義だからね。心ある政治家や政党が理解してくれて、その70%以上の人たちに声を届けてくれれば、社会は変わることができるだろうと考えているんだ。そのために発信するんだよ。

ムク
ムク

うん、誰でも普通に働けば普通に生活できる社会なら落ちこぼれる人が1人もいなくなるね。実現できるといいね。

  林
  林

ムクよく考えてごらん。普通に働けば普通に生活できる社会って、当たり前の社会だろ、その当たり前の社会を創るためにお金の流れを少し変えるのが「ベーシックインカム」なんだよ。そしてね、国が率先して投資をして、環境にやさしくて便利で安全な安心して暮らせる社会を創りながら経済発展をして、私たちの賃金が上がっていくことが私たちの生活を豊かにしてくれるとしあわせ研究所は考えているんだ。

ムク
ムク

うん。賃金が上がっていけば、働き甲斐があるし、将来に希望が持てるね。それに働く時間を短くして、家族と過ごしたり、趣味を楽しんだり、勉強したりと好きなことをする時間も作れるね。じゃあ、格差もなくなるの?

格差をなくす必要はない

林

しあわせ研究所は「格差」はなくならないし、むしろ必要だと考えているんだ。もちろん、格差が広がりすぎるのは問題あるけどね。

ムク
ムク

どうして格差が必要なの?

  林
  林

ムク考えてごらん、勉強して、工夫して、一生懸命働いても、収入が同じじゃ誰も働く気がしないだろ?お金持ちになるため、一生懸命働いている人は大勢いるんだ。「アメリカンドリーム」はその典型だね。それにね、経済発展にお金持ちは必要だと考えているんだ。

ムク
ムク

どうして経済発展にお金持ちが必要なの?

  林
  林

例えばカーナビなんだけど、今ではだれでもカーナビえを使っているよね。でもね、最初に販売されたときはとても高くて普通の人には買えなかったんだ。でも便利だろ、だからお金持ちが最初に買ってくれて、普及するにつれて作るコストが安くなって、今では普通の人でも買えるようになったんだよ。

ムク
ムク

いいものを開発しても最初は高くてお金持ちじゃないと買えないもんね。電気自動車もそうなるの?

林

そうなると思うよ。今は安くても1台700万円くらいはするから、お金持ちじゃないと買えないからね。でも普及して、大量生産して価格が安くなればみんなが買えるようになるだろうね。

ムク
ムク

うん、そうだね。考えてみれば飛行機なんて本当にお金持ちしか乗れなかったけど今では必要なら誰でも乗ることができるもんね。テレビ電話も当たり前にみんな使っているもんね。冷蔵庫や洗濯機なんて、ない家の方が珍しいぐらいだもんね。経済発展はみんなの暮らしを便利で豊かにするんだね。

みんなが幸せになるためにはベーシックインカムが必要

  林
  林

その通り、そして、ベーシックインカムは格差をなくすためではなく、格差がどんなにあっても「普通に働けば普通に暮らせる」ために必要なんだ。そうすれば誰でも自分の力で生きていくことができるだろ。誰でも経済発展の恩恵を受けることができるだろ。みんなが幸せになるために必要なんだよ。

ムク
ムク

うん、分かった。じゃあ研究を始めよう。

林

研究を始める前に読んでもらいたい記事があるんだ!

ムク
ムク

どんな記事?

林

これからの社会保険についての記事だけど、このまま少子化が進むと、基礎年金が減っていき、国の試算で実質で6万5千円から4万円に減るかもしれないことを書いた記事なんだ。

ムク
ムク

本当に4万円になるの!それじゃあ生活できなくなるよ!

林

でも、ごめんね!その記事まだ書いていないんだ。

ムク
ムク

え~! わかったよ、早く書いてよ!

  林
 林

次の記事「基礎年金が4万円になる」が書き終わりました。ぜひ読んでください。


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